はじめに

声は、毎日のちょっとした習慣や心の状態にとても影響を受けます。
「今日は声が出しにくいな…」
そんな日でも、ほんの少し心と体を整えるだけで、
声がふわりと軽くなる瞬間があります。

今回は、私が収録の前によく行っている
“やさしい声が出やすくなるセルフケア” を3つご紹介します。


① 肩をそっと落として、呼吸の通り道をつくる

声は“息の流れ”で決まる、とても繊細なもの。

忙しかったり緊張していると、
知らないうちに肩がキュッと上がってしまい、
息が入りにくくなってしまいます。

そこでまず、深く息を吸って、
吐くときに 肩をストンと落とす

これを数回繰り返すだけで、
胸やお腹まわりに自然な余裕が生まれて、
声の響きがやわらかくなっていきます🌿


② “ため息の呼吸”で、声の緊張をゆるめる

声が固い日は、心も少し緊張しているサイン。

そんなときにおすすめなのが、
ため息のように息を吐く呼吸 です。

  1. 普通に息を吸って
  2. 「はぁ〜」と声を出さずに長く吐く

ポイントは、力を抜いて、気持ちが溶けていくように吐くこと

これをすると、
胸まわりのこわばりがゆるんで、
声帯も自然な柔らかさを取り戻していきます。

心まで軽くなるような、優しい呼吸法です。


③ 唇を軽く震わせて、声のウォームアップ

声を出す前におすすめなのが、
リップロール(唇をブルルと鳴らすウォームアップ)

唇を軽く閉じて、
息を通して「ぶるるる…」と小さく震わせる練習です。

これは喉に負担がかからず、
声帯まわりが自然に整うので、
短時間でもハリのある声に近づきます。

無理に大きく震わせなくて大丈夫。
“くすぐったいくらいの小さな振動” がちょうどいいです。


おわりに

声は、心と体が整っていると自然と軽やかになります。
完璧な発声ができる日より、
“自分に優しくできた日”のほうが、
やわらかく、まあるい声が出る気がしています。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。
あなたの声にも、やさしい温度が宿りますように。