はじめに
声の仕事をしていると、
「毎日、声を出さなければいけない」
そんなふうに感じてしまうことがあります。
でも、声にも
“休む日”が必要 だと、私は思っています。
今日は、
あえて声を出さない日をつくることで感じた
声と心の変化について、書いてみたいと思います。
声を出さないことは、後退ではない
声を出さない日というと、
練習を休んでいるような、
少し後ろめたい気持ちになることがありました。
でも今は、
声を出さないことは
声を守るための前向きな選択
だと感じています。
沈黙の時間は、
喉や声帯が回復するための
大切な休息時間。
使わないからこそ、
次に使うときの声が、
少し軽く感じられることがあります。
体を整えることが、いちばんのケア
声を出さない日は、
発声練習の代わりに
体を整えることを大切にします。
首や肩をやさしくほぐしたり、
背中を伸ばして深呼吸をしたり。
体の緊張がゆるむと、
喉まわりも自然と力が抜けていきます。
声を出さなくても、
体に意識を向けるだけで、
十分なケアになるのだと思います。
呼吸を整える、静かな時間
声を出さない日は、
呼吸に意識を向ける時間を多めにとります。
ゆっくり吸って、
長く吐く。
言葉を伴わない呼吸は、
心まで静かに整えてくれます。
この時間があると、
「声を出していない不安」よりも
「今は整えている時間」という
安心感に変わっていきます。
喉をいたわる、ささやかな習慣
声を出さない日も、
喉のケアは欠かしません。
- 白湯や常温の水をこまめに飲む
- 首元を冷やさない
- 部屋の乾燥に気をつける
特別なことではなく、
いつもより少し丁寧に。
それだけで、
喉はちゃんと応えてくれます。
おわりに
声を出さない日は、
「何もしない日」ではなく、
声を育てる日。
静かな時間の中で、
喉も心も、少しずつ整っていきます。
また声を出すとき、
その声が
やわらかく、のびやかであるように。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
あなたにも、
声を休ませるやさしい時間がありますように🌿
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